TSトラッキングUAS
- 世界初!* トータルステーションでカメラ位置を測定するシステム
- 標定点設置・計測が不要!
- 大幅な生産性向上を実現!
- 安定した計測精度を確保!
* 2017年1月現在。当社調べ
空中写真測量(無人航空機)を用いた出来形管理要領(土工編)(案)
空中写真測量(無人航空機)を用いた出来形管理の監督・検査要領(土工編)(案)に対応!
「カメラ位置を直接計測できる手法を用いる場合は、標定点の設置は不要とすることができる」
標定点の設置・計測は必要なし!
大幅な生産性向上と精度の安定化を実現します。
しかしながら、飛行条件や撮影条件、標定点の配置といった様々な要素によって精度が左右されるため、安定した計測精度で結果を得るためには、専門的なノウハウが必要でした。そこで、TSトラッキングUAS では、自動追尾トータルステーションで直接カメラ位置を計測することにより、標定点の設置をなくし、安定した計測精度を得ることができます。
大幅な生産性向上とコスト削減を実現します!
安定した精度を得られるヒミツ 【特許取得済み】
カメラの位置を高精度に求めるには、UAVにRTK-GNSSを搭載する手法が考えられます。ただし、この手法ではUAVの機体は飛行中常に揺れているため、ジンバルにより安定しているカメラと、機体に取り付けられ共に揺れるRTK-GNSSアンテナの位置関係を保つことができません。
TSトラッキングUASはカメラ位置を直接計測するので、こうした不一致を解消、常にカメラ位置を高精度に計測し続けることができるのです。
多様な現場で効力を発揮します!
災害調査
安全に災害現場の調査を行う手段としてUAVは有効です。従来UAVによる調査は写真と動画による状況把握を行っていましたが、TSトラッキングUASを使用することにより、災害現場の3D化が可能になります。
i-Construction
i-Construction(空中写真測量出来形管理要領)に対応。起工測量・出来高観測・出来形観測時のUAV測量の生産性を大幅に向上させ、安定した精度で計測ができます。
遺跡調査
面的に広がる遺跡を調査するにはUAVによる写真測量は最適な手法のひとつです。TSトラッキングUASを利用すれば遺跡内に標定点を設置することなく3Dデータを取得することができます。計測時間も短縮でき調査作業への負担を軽減します。
土量計測
日々土量が動いている現場では、頻繁に標定点が亡失し、その度に再設置が必要となり、大きな手間を要していました。TSトラッキングUASは標定点設置の課題を解決し、効率よく安定した精度で計測ができます。
安定した計測精度・作業の省力化が実証されました!
計測精度評価
面的評価及びトータルステーション計測値(120 点)との比較評価を行い、標定点なしでも安定した精度(±5cm)が確保できました。
※一般社団法人 日本建設機械施工協会 施工技術総合研究所にて評価
生産性効果試算
従来のUAV測量と比較して、標定点設置と測量作業の短縮により、作業時間を大幅に削減できます。