スピード、汎用性、精度を
1つの高品質モバイルFlashスキャニングソリューションで実現

専門家を念頭に設計された新しいモバイルスキャニングソリューションは、プロジェクトのワークフローを合理化し、人的ミスを最小限に抑え、生産性を最大化します。Flashテクノロジー™を搭載した、固定スキャン機能を備えた最先端のモバイル・スキャン・ソリューションで、データ収集の未来に備え、比類ない効率とスピードでプロジェクトを実現します。

高速モバイルスキャンと高画質Flashスキャンを1台で実現

Orbisは、スピードと精度のトレードオフを解決する、包括的なモバイルスキャニングソリューションです。最新のスキャン技術を搭載し、FARO Flashと統合されたOrbisは、ハイクラスの精度とスキャン密度を提供します。Orbisを使って現場を歩きながらダイナミックスキャンを実行したり、付属の一脚アクセサリーにスキャナーを取り付ければ、複雑な配管などの主要エリアをFlashスキャンによりわずか15秒でデータ取得することができます。

従来の測量方法に比べて、約10倍高速

従来の測量方法よりも10倍高速なモバイルスキャンにより、作業者は現場全体を作業者の望む速度でキャプチャできます。キャプチャ速度の向上により、時間とコストが節約され、現場の混乱が防止され、リアルタイムの意思決定が可能になります。

反復可能

Orbisを使用したマッピングはより高速なデータキャプチャを可能とします。経時的な変化を追跡するための繰り返しスキャンのプロセスを合理化し、ダウンタイムの大幅な削減につながります。オプションのクラウド処理とFARO Sphere®XG内の4Dデータ比較の統合により、進捗追跡とプロジェクト管理がシームレスに効率化されます。

スキャンが簡単に

Orbisのコンパクトなデザインは、リアルタイムのデータフィードバックと高度なソフトウェア自動化と組み合わせることで、高品質のデータを簡単に取得できます。複雑な地図作成や測量作業が簡素化され、鉱業、建設、都市計画などのさまざまな業界で効率的なデータ収集が可能になります。

クラス最高のSLAMを実現

ダイナミックな技術革新と実際の用途から得たユーザーからの直接の意見を、今日のOrbisを駆動する最先端のSLAM（Simultaneous Localization and Mapping：自己位置推定と地図作成の同時実行）アルゴリズムに結実しました。GeoSLAM独自のSLAMを搭載したOrbisは、クラス最高の信頼性を提供し、最も困難な現場でも安心して撮影することができます。

あらゆるニーズに対応する多彩な処理オプション

FAROは、データを処理するためのクラウドおよびデスクトップソフトウェアの完全なポートフォリオを提供しています。オプションのFARO Sphere XGでクラウドベースの処理と保存を行い、関係者に点群情報を共有します。また、FARO Connectでローカルに点群データを処理することもできます。比類ないデータ品質とグローバルな精度を実現するには、FARO SCENEとそのインタラクティブな登録機能を使用してFlashスキャンを登録し、地上型レーザースキャナーの制御を反映します。

ユーザー視点で設計された革新的ソフトウェア

FARO Stream™

FAROの先進モバイルアプリケーションであるFARO Stream™は、Orbisとシームレスに統合され、スキャン体験を劇的に向上させ、最適化します。

リアルタイムのフィードバック
スキャン結果のリアルタイムフィードバックで即座に現場情報を得ることで、見落としを防ぐことができます。

参照点の取得とFlashスキャン
ボタンを押すだけで、Streamアプリ内から参照点の取得とFlashスキャンの両方を行うことができます。

FARO Sphere XGに直接データをアップロード
StreamからオプションのFARO Sphere XGクラウドベースサービスにデータを送信し、現場にいながら即座に処理とクラウドへの保存を行うことができます。

FARO Sphere®XG

FARO Sphere®XGデジタルリアリティプラットフォームをワークフローに統合することで、クラウド環境へのスキャンアップロードが容易になります。どこからでも関係者にアクセス、表示、測定、共有、コラボレーションでき、プロジェクトの統一された視点を提示できます。FAROやその他のキャプチャデバイスの種類に関係なく、すべての点群や360°写真のキャプチャを調査・比較できます。

FARO Connect

点群データと画像データをシームレスに管理する究極のデスクトップソリューションです。業界をリードするSLAMアルゴリズムを活用して点群データを処理・可視化し、作業を効率化する自動化ツールでワークフローを向上させます。FARO ConnectでOrbisを活用し、精度と効率性の高い作業方法を再定義します。

データの処理と所有権
FARO Connectでのローカル処理は、データの完全な所有権を持ち、必要なだけ繰り返し処理することができます。また、点群データをオプションのFARO Sphere XG Cloudサービスにアップロードすることで、同期的なコラボレーションを行うこともできます。第三者の所有権が介在しない柔軟な処理と保管により、より安全で透明性の高いコラボレーションが実現します。

自動ジオリファレンス
反射ターゲットまたはコントロールポイントをワークフローに組み込むことで、FARO Connect内で点群データを自動的にジオリファレンスできます。FARO Connectは、既知のコントロールポイントにある反射ターゲットを自動的に検出し、ターゲットの位置を使用して点群データを実際の場所にローカライズします。また、スキャナを既知のコントロールポイントに短時間置くと、その情報が点群内に保存されます。

点群の自動カラー化
Orbisの統合カメラを使用してパノラマ画像をキャプチャし、Connect内で点群データのRGBカラー化を実現します。Connectは単一の自動ワークフローでデータを処理している為、パノラマ写真を作成した後、点群上に画像を配置し、データセットを色付けすることができます。

自動データフィルタリング
Connectには、点群データから最良の結果を得るのに役立つさまざまな自動フィルタリングツールが備わっています。最終的なデータ出力を改善するための異常値の除去、表面ノイズの低減、および過渡点の除去が可能です。フィルタリングツールはConnect内に備わっており、任意のデータセットに自動的に適用できます。