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北山ゾーン ぐるり映像化 NPO法人撮影 再整備で記録残せ

当社のIP-S2Liteを活用した取り組みをご紹介いたします。

景観や文化財への取り組みとして、この度 特定非営利活動法人 京都メディア文化研究所の宇戸典之理事長のご協力のもと、

由緒ある京都北山地区にて、IP-S2Liteにて撮影させていただきました。このような活動を通じ、システム活用の模索や社会貢献を行って参りたいと思っております。

 

以下、京都新聞2012年6月13日(水曜日)夕刊の記事内容です。

 

「北山文化環境ゾーン」の再整備で建て替えられる府立総合資料館(京都市左京区)や移設中の府立大農場などを、同区のNPO法人「京都メディア文化研究所」が撮影した。「風光明媚(めいび)な一帯を、映像で後世に残したい」という。

府の計画では、京都コンサートホールの南側の府立大農場に、新総合資料館や、府立大・府立医科大・京都工芸繊維大の三大学の共同施設を建てる。農場は今より北に移動する。
府文化政策課によると現資料館をどうするかは未定だが、1963年の建造で老朽化が進んでおり、取り壊しの可能性もある。
NPO法人理事長の宇戸典之さん(84)は消えつつある伝統文化などを映像に残す活動をしており、計測測量機器販売の木村法由さん(33)=上京区=の協力を得て、全周360度を動画で撮影できるカメラを車に取り付け、映像に収めた。100年近い歴史を持つ農場や風景が変わる北山通、下鴨中通も撮影した。
宇戸さんは「歴史を大事にしたい。この活動を引き継ぐ人が現れ、50年後に同じ場所で撮影してもらえたら」と話した。(松田ゆい)

【写真説明】
発掘調査が進む府立大農場。100年近い歴史をもつ
【写真説明】
全周を撮影できるカメラと宇戸さん(右)、木村さん=京都市左京区・府立総合資料館
【写真説明】
近く建て替えられる府総合資料館

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