GLS-2000 レーザースキャナ
3次元レーザースキャナー「GLS-2000」
デモンストレーションのご希望や、詳細なスペックなどはお問い合わせください。
屋外、室内、長距離、短距離等、あらゆる場面に対応
- パルス方式スキャニングの高速化
- デュアルカメラ方式の採用による高速な全周囲撮影
- 世界初*の「Direct Height Measurement」機能により自動で器械高を測定
- 直観的操作の本体ソフトウェア
- 当社独自の「Precise Scan Technology Ⅱ」による低ノイズなデータ取得
- 可変フォーカス機能を採用し短距離から長距離まで精密に測距
- 本体の傾きを検知し補正をする2軸チルトセンサーを搭載し高精度な測角
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トプコンのGLS-2000は測定レンジによって最適な機種が選べる3機種をラインアップしました。大型構造物や大規模造成地、更には土量計測などの長距離計測にはロングレンジタイプが高いパフォーマンスを発揮、構造物や路面・法面などの計測では取り回しの良いミドルタイプがお役に立ちます。ショートタイプは建築・設備業や遺跡調査など室内の計測において短時間で精密な点群データが取得できます。
【主な特長】
■測定レンジによって選べる3つのラインアップ
設備やインテリアなどの短距離から土木現場の現況作業や
大型構造物まで、幅広い距離レンジでの作業が可能です。
■高速・高精度・マルチレンジスキャニング
GLS-2000は、3Dレーザースキャナーとしての基本性能に磨きをかけました。
高速測定:スキャニング自体の高速化と共に、機械の設置からターゲットの設置、周囲の写真撮影まで一連の作業をトータルで速く効率的に行えます。
高精度測定:当社独自の測定エンジンを搭載し、低ノイズなデータを取得できることに加え、本体の傾きを補正する2軸チルトセンサーを搭載し、高精度測定を実現しています。
■高品質点群データを取得する「Precise Scan TechnologyⅡ」エンジンを搭載
当社の3Dレーザースキャナーは、「対象物の質感を再現できるほどの高精度」と高い評価をいただいています。GLS-2000では、さらに進化した測定エンジン「Precise Scan TechnologyⅡ」を搭載し、今まで以上に高精度で緻密なデータ取得が可能となりました。
■フルドームスキャニング
GLS-2000は、水平方向360°鉛直方向270°という広い測定範囲を確保しています。天頂まで測ることができますので、トンネル、橋梁の下部、室内等でも簡単に測定を行うことができます。
■「Direct Height Measurement」(器械高自動測定)機能を搭載
GLS-2000は、独自の光学設計により、観測に使用するレーザーを使用して、自動で器械高を測る機能「Direct Height Measurement」機能を搭載しました。ボタンを押すだけで正確な器械高の測定が行えます。
■多彩なレジストレーションをサポート
GLS-2000は、器械点・後視点法、タイポイント法、シェイプマッチング法と3つのレジストレーション*1方法に対応した観測が行えます。現場環境や測定対象物、要求精度に合わせたレジストレーションが行えます。
特に器械点・後視点法への対応は、当社が測量機器メーカーならではの視点が活かされています*2。
*1 スキャナーで取得した3次元点群データから構造物の3Dモデルを作成する場合、1箇所からは全てを測定することはできないため、機械を移動して数ヵ所から観測する必要があります。そして、取得した全てのデータを処理ソフトウェアで1つのデータへ結合します。このデータを結合する作業のことを、レジストレーションと呼びます。
*2 観測の際、2点の固定点を使用し、1点を器械点、もう1点を後視点として基準方向を設定、機械を移動しながら観測する手法のことで、測量において一般的に使われる観測方法です。
【その他】
発売時期 : 2015年8月